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Movie Advertising SNSの動画広告の特徴と成功事例

SNSの動画広告の特徴を知り、成功事例から学ぼう

SNSの動画広告の特徴を知り、成功事例から学ぼう

SNSの動画広告は、今は無くてはならないPR手段のひとつです。

今回は、YouTube、Twitter、Facebook、Instagramのプラットフォームごとに、SNSの特徴と成功事例をご紹介していきます。

YouTube、Twitter、Facebook、Instagramには、それぞれの特徴があり、何かをPRをしたい企業は、それらを知った上で戦略的に広報活動を行っています。

まずは、プラットフォームごとの特徴を見ていきましょう。

No.1SNSプラットフォームごとの特徴

YouTube

YouTubeの日本における月間利用者数は、2020年9月時点で6,500万人を超えています。外出自粛の影響で、在宅時間が増えたことが利用者を大幅に増加させています。

動画サービス利用者の74%が「利用が増えた」と回答し、これが他のオンラインプラットフォームの平均と比較すると3倍以上であるなど、その影響は非常に大きいです。

18~64歳までの幅広い年齢層で「なくなったら最も寂しいプラットフォーム」に選ばれるなど、大人気のYouTubeを活用することは、現代の動画広告手法としては必須ともいえるでしょう。

参考: https://www.thinkwithgoogle.com/intl/ja-jp/marketing-strategies/video/youtube-recap2020-2/

Twitter

日本におけるTwitterの月間利用者数は、2017年10月時点で、4,500万人です。Twitterには、「いいね」に加え、「RT(リツイート)」や「引用RT」という機能もあり、シェアがされやすい機能が多く盛り込まれています。

Facebookと異なり、匿名で利用することができることも、シェアされやすいことに繋がっています。匿名で「フォロー」し合うことで関係性を作ることから、オープン性の高いSNSであるといえます。

不特定多数のシェアが繰り返される「バズ」を狙うことができれば、より多くの人の目に触れることが出来るため、少ないコストで圧倒的な効果が得られる可能性があり、Twitterは特にそれが狙いやすいSNSです。

参考: https://twitter.com/TwitterJP/status/923671036758958080

Facebook

日本におけるFacebookの月間利用者数は、2019年7月時点で2,600万人です。傘下のInstagramとは対照的に、ユーザー数としてはピーク時よりも減少しています。とはいえ、大きな影響力を持つSNSであることには変わりありません。

基本的に実名制のSNSであり、リアルでの繋がりが強いという特徴があります。そのため、ネガティブなコメントやアンチコメントなどは他のSNSと比較して少ない傾向があります。

Facebook広告は、地域、年齢、性別など、ターゲットを細かく設定できるので、興味がありそうな層、狙いたい層に向けてピンポイントで配信しやすいのが強みのひとつです。

参考: https://japan.cnet.com/article/35139021/

Instagram

日本におけるInstagramの月間利用者数は、2019年3月時点で3,300万人です。男女比率では4:6で女性の割合が高く、かつては「若者向けのSNS」というイメージがありましたが、最近は40~50代の利用者も増えています。

写真や動画をメインに扱うSNSというだけあり、Instagramにおいて動画が与える影響は大きいです。そこに動画広告を載せることは、非常に効果的であるといえます。

Instagramの動画広告には、Instagramの機能を活用した「フィード広告」「ストーリーズ広告」「発見タブ広告」などが利用できるため、内容に応じて使い分けた広告配信を行うことができます。

参考: https://about.fb.com/ja/news/2019/06/japan_maaupdate-2/

ここからは、プラットフォームごとの成功事例を見ていきます。

No.2プラットフォームごとの成功事例

YouTube

GoPro Awards: Million Dollar Challenge Highlight in 4K | HERO8 Black + MAX

こちらは、ゴープロの製品PR動画です。動画内の非常に躍動感のある映像は全てこのゴープロを使用して撮影されたものになります。

この動画を見て、「自分もこんな体験をしてみたい」「自分もこんな映像を撮ってみたい」そう思わせてくれる内容になっています。また、多くのシチュエーションで、中にはかなり過酷な状況下で撮影されているものもあり、耐久性も同時にPRできています。

世界的に有名なカメラということもあり、ファンも元々多いこともありますが、動画の再生数は500万回を超えています。

Twitter

冬のおうちでサッポロ一番 https://sapporo-1ban.com/ouchi-fuyu/

誰もが知る「サッポロ一番」を提供するサンヨー食品株式会社が、Twitterを活用したキャンペーンを行っています。(執筆時点)

内容は、公式アカウントをフォローの上、対象のツイートをリツイートすることが条件になっており、その中から抽選でサッポロ一番のラーメンが当たるというものです。利用者参加型で楽しみながら参加できる内容となっており、Twitterの特性を活かしたキャンペーンになっています。

このキャンペーンは、2021年2月末まで行われているものを含め、3弾構成になっています。第1弾はリツイート2万超え、第2弾はリツイート3万超え、そして第3弾は2月末時点でリツイート4万超えと、段階的にキャンペーンを行うことでその効果をどんどんと増やしている成功例と言えるでしょう。

参考: https://twitter.com/sapporo1ban_jp

Facebook

京都やまちや(お茶屋) https://www.facebook.com/business/success/kyoto-yamachiya

健康食品ブランドの「京都やまちや」がモバイル向けFacebook動画広告を活用したところ、「利用者が広告コンテンツを見た際に、購入に至った割合」が45%増加した事例です。

「京都やまちや」は、日本国内だけでなく、海外にも販路を拡大していました。香港でも知名度を上げるために、戦略として、25歳から60歳までの幅広いターゲットを設定したことと、サイトへの訪問者と過去の購入者に対してリターゲットを行いました。

結果として、12日間で、先述の広告コンテンツを見た際の売上が45%増加、カートへの追加が2.8倍、「カートに追加」の平均コスト削減効果が2.5倍という成果となっています。(いずれも過去キャンペーンとの比較)

参考: https://www.yamachiya.co.jp/

Instagram

日本航空 https://business.instagram.com/success/japan-airlines/

日本航空(JAL)が、Instagramのストーリーズ広告を中心に、ラグビー選手とコラボした動画広告を活用することで、1,000万人以上にリーチすることに成功した事例です。

JALには「挑戦」というコアメッセージがあり、挑戦を象徴するトップアスリートをかねてより応援してきました。今回の事例は、ライトなラグビーファン層への訴求を行うため、ラグビー選手を起用し、ラグビー関連情報を簡単に学べるように作られた動画広告です。

ストーリーズ広告の特性上、次から次のコンテンツへとテンポよく視聴される傾向があることから、JALは戦略として、動画の冒頭はもちろん、画面の上下に常時ロゴやキャンペーンメッセージを表示するなどの工夫を凝らしています。

結果として、1,000万人以上へのリーチを達成したことに加え、目標値との比較で、26%のリーチの増加、13%のリーチ単価の改善率という成果となりました。

No.3成功例から見る3つのポイント

最終目標を決める

再生数〇万回、シェア回数〇回、など、具体的な数値に落とし込むことで、結果が出た後に、「何が良かったのか」「何が足りなかったのか」を知って次回に活かすことができるので、忘れずに設定しておく方がよいでしょう。

誇張表現は避ける

視聴者は、基本的にリアルな声を好みます。仮に誇張をした広告が成功したとしても、その後の口コミでの評価で悪い意味でのギャップになることは避けるべきなので、その点には注意をしましょう。

ユーザー視点を持ち、シェアされる工夫を入れる

広告を配信する上で、「ユーザーが興味を持ってくれることはどのような内容か」「どのような内容であれば、シェアしたくなるか」というユーザー視点を優先することで、より良い成果に繋がるでしょう。

No.4まとめ

いかがでしたか。

各SNSの特徴、それぞれの成功事例を見ていくことで、一言で「SNSの動画広告を活用する」と言っても、そのプラットフォームによって特徴は大きく異なり、その分アプローチ方法も多様であることがわかりますね。

是非PR手段のひとつとして、SNSの動画広告を活用してみてはいかがでしょうか。

どのSNSを活用し、それらの特徴を活かして、どのような工夫を凝らして動画広告を配信するかという視点も重要ですが、どのような「動画を作るか」という視点も勿論重要です。

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