Web
Movies web動画

web動画・ムービーを魅力的に仕上げてインパクトのあるWEB媒体にする秘訣!映像・動画制作の発注時のポイントなどを解説

web動画・ムービーを魅力的に仕上げてインパクトのあるWEB媒体にする秘訣!映像・動画制作の発注時のポイントなどを解説

「ホームページなどで動画を使うとホントに効果があがるの?」

「WEB動画の制作って高いイメージあるけど、実際はどうなの?」

「動画、映像制作の会社って、どんな基準で選べばいいの?」

普段、YouTubeやYahoo!、TwitterやFacebookなどでも、たくさん動画の広告がタイムラインで見かけますよね。

実際、大手広告代理店のサイバーエージェント社等の調査によると、2018年の動画広告の市場規模は、前年比34%増で成長すると推計されています。さらに今後もスマートフォン動画広告が動画広告の成長をけん引して、2024年には全体で4,957億円と、現状の約2倍以上に達するだろうという報告がされています。

もっと詳細が知りたい方は こちら から

今後、広告のみならずWEBの世界では、動画というものがとても重要なコンテンツになることが予想できますね。

しかし、いざWEB用に動画を制作しようと思っても、映像制作に携わったことがないひとにとっては一苦労です。

  1. ・そもそも、だれに相談すればいいの?
  2. ・見積りもらったけど、妥当なものなの?
  3. ・発注してから、何しなきゃいけないの?

などなど。

普段の業務に加えて、これらのことに対応しなければならないのは悩ましいことです。

さらに、しっかりと作りたい動画のイメージを汲んでもらえなかったりすると、意図していないテイストの動画ができてしまったり。

発注側にとっては、せっかくお金をかけて制作した動画が活用できないという状況は、避けたいものです。

そこで、映像制作のこと知らない方でも、WEBで活用できる動画制作の発注がスムーズにできるように、ステップ・バイ・ステップで解説します。ぜひ、WEB動画を制作会社へ依頼する際に参考にしてください。

No.1なぜ、みんなWEB動画を活用しているのか

情報量が圧倒的に違う

WEBでのお知らせや広告に動画が向いている理由として、テキストや画像より情報量が多いということが挙げられます。

例えば何かを作る手順や話している人の雰囲気、そういったものを動画は分かりやすく伝えてくれるので、不安を感じるユーザーに安心してもらえる材料となります。

人や物、場所の魅力を表現できるというメリットを活かし、ホームページなどをテキストと画像でしか運用していない他の企業と差をつけるのに向いているのです。

視聴者のストレスが少ない

2018年、若者の“縦スクロール離れ”がエキサイトニュースでも取り上げられました。Instagramのストーリーに代表されるように、今までタイムラインを見るのに縦スクロールをしていた人たちが、一斉に一度タップするだけで見られるストーリー(動画)に移ってきたのです。

指でスクロールし続けるよりワンタップで済む動画の方がストレスも少なく、音の情報も追加されるので、「少しくらい目を離しても大丈夫」と気軽な印象を与え、アクセスするハードルを下げることができます。

YouTube、TikTokなどの若者をターゲットとした動画コンテンツが広く浸透していますし、これから更に動画コンテンツの需要は高まると予想されます。

シェア、拡散がしやすい

WEB動画はSNSでのシェアや拡散にも向いています。

理由は、テキストでの情報が溢れる中に動画のコンテンツがあると目立つというのが一点。文字より視覚に訴えるので記憶に残りやすいのが一点。

インパクトや興味があるものは、シェアしたくなるという心理から拡散が見込めるのです。

また、TwitterやInstagramの場合、動画はタイムライン上で自動的に再生されますので、クリックの必要すらなく見ている人に直接的にアピールをすることができます。

No.2実はスゴイ、WEB上での動画活用の効果

テレビCMとスマホ動画の組み合わせで、脳活動が3倍

2017年に、株式会社CMerTVと株式会社 NeUによる共同検証で、テレビCMとスマホ動画の組み合わせにより脳活動が3倍になったとの報告があります。

被験者には2回同じCMを見てもらいます。片方は一度テレビでCMを見たあと、同じCMを再度テレビで見てもらい、もう片方には同じCMをスマホで見てもらいました。

その結果、2回目のCMをスマホで見た人の方が関心や共感に関する脳活動がなんと3倍になり、記憶に関する脳活動もが2倍との検証結果が出ているのです。

より印象的にしたいのであれば、CM・広告はテレビだけではなくテレビとスマホのどちらでも流した方がいいと言えるでしょう。

引用:https://www.cmertv.co.jp/

WEB動画は併用すると効果が上がる可能性が高い

さらに2011年にはマーケティング&データ分析会社ニールセンが、2014年には㈱博報堂DYメディアパートナーズがそれぞれ、テレビCMとWEBの動画広告を併用することで、認知率や共感度、広告効果がアップするという結果を検証から得ています。

これらを踏まえると、やはり効果的に広告を活用するならWEBも合わせて動画を制作した方がいいと考えられますね。

引用:https://www.movie-times.tv

引用:https://www.hakuhodody-media.co.jp/

No.3web動画制作の相場感や費用ってどれくらい

では実際にWEB動画を作りたくなった場合、一体いくらの費用がかかるのでしょうか?

どんな内容を作るかにもよりますが、大体の価格で言いますと数十万円から数百万円~が一般的な相場感となっています。とは言え、なぜこんなに金額に差があるのか疑問に思う方も多いでしょう。

まず動画を制作するときに、どの程度の体制(人数、撮影場所、カット数)で撮影するかで人件費やローケーション費が変わってきます。凝った映像にしようとすると、撮影場所やカット数が増え、制作費が高くなります。

映像制作会社によっては、安いプランで動画のテンプレートを用意しているところもありますので、そのテンプレートに当てはめて作れば費用を安く抑えられます。その分、動画の仕上がりを自由に指定できないので、求める内容と違う場合には打ち合わせを重ねた方がいいでしょう。

更に、3DCGを使って凝った演出をしたり、画質を良くために高い機材を使ったり、こだわった演出の場合には、更に人件費やその他の技術料で費用が上がっていってしまいます。

本当に提示された見積もりが適正なものなのか?と不安に思ったときは、遠慮なく制作会社に内訳を聞いてください。そこで説明を省くようですと、あまり信頼のおける制作会社とは言えないでしょう。

また、映像制作会社ごとに費用のバラつきもありますので、それについては こちら でご説明していきます。

No.4web動画って、どんな流れで制作するの?

予算の次はのWEB動画を制作する流れについて説明していきますので、発注後のやり取りや、依頼者は何をすれば良いのかの参考としてください。

基本的に動画の発注先を決めたら制作会社との打ち合わせ(ヒアリング)から始まります。

1.打ち合わせ(ヒアリング)
どんなWEB動画を作りたいのか、まずイメージを制作会社に伝えてください。例えば近いテイストの動画や、近いものがなければ漠然としたものでもいいので希望をできるだけ多く提示します。

その他にも動画を載せる場所や納期、全体の予算などもここで話を詰めていきます。

2.企画書作成
ヒアリング(打ち合わせ)を経て、制作会社が企画書を作成します。依頼者側はそれを受け、内容を確認してOKか修正かの返事をします。

ちなみにこういった確認作業の返事は早めに返していただけると、制作会社側の進行もスムーズになります。ですので会社単位で発注している場合は、最終チェックまでの距離を短くしておくことがポイントです。

3.構成(コンテ、台本)
企画書をベースに構成(コンテ、台本)が作られます。こちらも依頼者側に確認の依頼がきますので、OKか修正かを判断し、返事をしてください。

4.撮影準備
構成(コンテ、台本)にOKが出たらいよいよ撮影準備となります。構成にそって撮影場所や必要な小道具、人物が必要ならキャスティングが行われます。

何かチェックが必要な場合は、その都度制作会社からの確認が入ります。

5.撮影
実際の撮影となります。

6.編集
撮影した素材を編集し、一度仮の状態で確認が入ります。こちらもOKか修正かを伝えてください。OKが出ればそのまま本編集となります。

7.MA(音入れ)
映像の編集が終了したら、音楽やナレーションなど音の素材を合わせていきます。もしテロップや加工をする場合には、この段階で入れられていきます。

8.試写
編集とMA(音の調整や収録作業)が終了し、完成したものを最終チェックするため試写をします。

9.納品
全てOKであれば、希望のフォーマットで納品され終了です。

No.5どうしてweb動画制作の会社によって費用が違うの

WEB動画制作の商品がパッケージ化している

制作会社によっては、WEB動画を作る時のテンプレートを用意しパッケージ化しているところもあります。テンプレートに落とし込むことで作業を効率的に進め、そのため費用を押さえることに成功しています。

ただし、パッケージ化されていることで制作に自由が効かず、思うようなWEB動画が作れない場合もあります。最終的には作りたい動画が作れるか?という部分で判断していただく方がいいでしょう。

会社でなく個人が請け負う

現在ではクラウドソーシングの発達で安い価格で作業を請け負うフリーランスも増えていますので、それらを有効に活用すると費用を抑えられる場合もあります。

No.6web動画制作における、よくある失敗例

ディレクターが発注側の意図を汲みとれないパターン

せっかく作ったWEB動画が失敗に終わってしまった……。そうならないために、以下のようなパターンの失敗例があると先に知っておくと、実際の問題の回避に役立つでしょう。

1つ目のパターンは、打ち合わせ(ヒアリング)が丁寧に行われておらず、依頼者側のやりたいこと・作りたい動画・目的、そういった意図をうまく汲み取れないディレクターに当たってしまったときです。

企画書や台本の段階で、完成形がイメージできないような内容しかあがってこない相手だったり、そもそも、打ち合わせ自体をキチンと行わない担当の場合は、一度制作会社の選定からやり直した方がいいでしょう。

映像制作会社のセンスが合わず、テイストが見当違いのパターン

打ち合わせはスムーズに進むし企画書や台本もわかりやすい。しかし、仕上がった動画のテイストがいまいち違う……。このようなパターンの失敗も時としておこります。

こういった事態を避けるためにも、その制作会社がどんな実績を重ねてきたのかよく確認をしてみてください。例えば打ち合わせのとき、ホームページには掲載されていない実績などを見せてもらうのもひとつの手です。

サンプルが多ければ多いほど、その制作会社がどんな動画を得意としているのか?テイストはどんなものが多いのか?を判断する材料となります。

事前の情報共有が不足し、追加料金で予算オーバーのパターン

まれに制作会社によっては二次利用にお金がかかったり、納品のフォーマットを追加するごとに料金がかかる場合もあります。

また、天候に左右されるような台本だと追加の撮影などが発生し、料金が加算されてしまう場合も。事前に予算や利用方法などできるだけ詳細に話し合っておき、望まない追加料金がかからないよう気をつけてください。

No.7web動画を制作会社へ依頼するときのポイント

ポイント① 映像制作会社へ相談する概要をまとると話がはやい

前述したような失敗を起こさないためにも、WEB動画を依頼する場合にいくつかのポイントを抑えておく必要があります。

まずはどんな動画を作りたいのか、概要をまとめてから制作会社に依頼するといいでしょう。

内容としては、ビジネスで使われる「5W3H」を意識してみてください。具体的に「いつ・どこで・誰が・なぜ・何を・どのように・どのくらい・いくら」を事前に決めておくのです。

また、作りたいイメージ以外は数字を活用してください。納期・予算・スケジュールなどはハッキリと明朗な内容を提示してもらうよう、制作会社に伝えておくといいですね。

もし、どう考えたらいいのか分からない場合は、こちらでご用意した「概要整理シート」を埋めてみましょう。

それ以外にも、イメージを伝えやすくするために色々なWEB動画をみてサンプルを提示できるようにするのも大切です。YouTubeなどで事前にいくつかピックアップしておいてください。

ポイント② 映像制作会社について事前にリサーチをしておく

リサーチもいくつかの種類がありますが、まずはホームページを見て実績を確認してください。

その制作会社がどんな所に力を入れていれていて、映像のテイストがどのような感じなのかがそこで分かります。この時点で「合わないな」と感じたら一旦別の所を探すといいでしょう。

また、予算に関してもチェックが必要です。事前にホームページで料金を示している場合は、追加料金について発生する可能性があるのか問い合わせてください。

ホームページに金額がない場合でも、問い合わせのメールから詳細を確認しリサーチをしていきます。

そして、メールや電話でのやり取りを通し、担当ディレクターの人柄もある程度知っておくと心配のタネも減ります。その時の対応があまり良くなかったり、その時点で意思の疎通がとりにくいと感じたらあまりオススメできません。

ポイント③ いくつかの映像制作会社を比較する

事前の概要をまとめ、制作会社をリサーチしたら最後にいくつかの映像制作会社を比較していきます。

納得のいく仕上がりを期待するなら、やはりある程度時間をかけて選ぶ必要が出てきます。できればパパパっと決めてしまいたい気持ちも分かるのですが、せっかく時間と費用をかけてWEB動画を作るのです。できるだけ良い作品を作れるよう、検討してみてください。

ただ、価格だけを重視して決めるのはあまりオススメできません。安ければ全てクオリティが低いという訳でもないのですが、あまり実績のない会社だと万が一失敗したときのリカバリーができません。

できるだけクオリティと価格のどちらも納得できる範囲から選んでください。

それ以外に検討するポイントとしては

  1. ・予算を分かりやすく示してくれるか
  2. ・スケジュールがタイトすぎないか
  3. ・ディレクターが意図を汲んでくれるか
  4. ・サポートはしっかりしているか
  5. ・企画力のある会社か
  6. ・必要であればその後の活用方法を指導してくれる会社か

こういった項目に注意し、映像制作会社を選ぶ決め手としてください。

No.8web動画は企業でどのように活用されているのか

現在増えているのが、SNSやYouTubeに載せるためのWEB広告としての動画です。拡散を目的とし、新しい顧客をつかむよう、マーケティングの1つとして使われています。

情報量も多く直感的に良さが伝わるため、製品のイメージがしやすく購買意欲に繋がります。さらにSNSの拡散によって、話題性を強める効果とグローバルな展開も期待できます。言語の違う外国の方でも映像で見せることで伝えることが可能ですし、より広い市場を開拓することに繋がります。

また、自社のホームページに載せるための製品紹介や会社紹介も、その後に株主総会や営業先での使えるツールとして幅広く活用されています。なかなか言葉で説明しきれなかった部分を動画が補ってくれるので、結果としてとても伝わりやすいと評価されているのです。

その他にも製品やサービスを実際に利用したお客様の声や、スタッフや施設紹介で親近感をもたせ、来店・来社を促すことが可能です。映像にはストーリー性をもたせることができるので、見ている人に共感してもらえる広告となるのです。

このように様々な分野で動画は活用されており、今後の新しい通信網が解禁されれば動画コンテンツは今以上に普及していくでしょう。

No.9WEBサイト以外でWEB動画を活用するコツ

予め活用が想定される内容を伝えておく

掲載される内容や場所によっては、最適な尺もあります。例えばYouTubeに載せる広告であれば短いものの方がスキップされにくいので、尺を短く作るのが効果的と考えられます。

また、スマートフォンでの視聴を想定しているのであれば、動画を横向きのみで作るか縦向きにも対応しておくかも検討すると良いですね。

2018年にはGoogleとYouTubeで縦型の動画広告が利用可能になりましたし、狙いたいターゲットがスマートフォンを多く利用している層であれば、スマートフォンの画面の大きさでも伝わる内容にするべきでしょう。

一般的に汎用性のあるファイル形式で納品してもらう

実は動画のフォーマットにはいくつかの形式が存在します。それぞれ特徴があるので、用途に合わせて形式を変えるのも良しとされていますが、できれば一般的に汎用性のある「.mp4」を採用しておくと後々困ることが少なくなります。

あらかじめ決めておいた使い道だけではなく、時間を経て新しい活用法が見つかる場合もあります。その時ファイル形式が違うため使うことができないという事態は、できるだけ避けた方がいいでしょう。

せっかく作る動画ですから、長く色々な場所で使えるよう制作会社に相談してください。場合によっては複数のフォーマットで納品してもらうことも検討していきましょう。

No.10まとめ

WEB動画を作るときのポイントについてご説明してきました。

まず依頼に合った制作会社を探す所から始めていただくと、自社のホームページや製品をより魅力的にしてくれる動画コンテンツを作れることがお分かり頂けたでしょうか。

不安に感じる予算の相場感や制作の流れなども、一度分かっていただければ後は実際の制作会社に相談することで問題は解決いたします。制作会社とのやり取り、相談方法については「概要整理シート」をぜひ活用してみてください。

また、動画自体の活用方法がまだ分からないのであれば、マーケティングや活用のディレクションに長けた制作会社を選ぶのも一つの手です。各制作会社のホームページには必ずお問い合わせフォームかメールアドレスの記載がありますので、まずは気軽な相談からでもコンタクトを取ってみてください。

それでは、WEB動画というコンテンツを使って、これまで以上に製品や会社をアピールするのに役立てて頂ければと思います。

動画制作の実績を検索

  • クリエイターへ
    直接依頼する

    クライアントが直接クリエイターへ依頼する方法です。

    登録されているクリエイターのポートフォリオを見て、気に入ったクリエイターに直接、映像制作を相談することができます。

    すでに、作りたいも映像のイメージがある程度決まっている方はこちらから直接クリエイターへご相談ください。

  • PMに依頼する

    クライアントがプロジェクトマネージャー(PM)に相談して進める方法です。

    作りたい映像のイメージがまだ明確でない、はじめてでどのクリエイターを選んで良いかわからないという場合には、こちらからPMにご相談ください。

    PMがご要望を整理し、最適の映像動画を制作します。

  • コンペ形式で
    依頼する

    一つのプロジェクトに対して、希望するクリエイターからのコンペを行う方法です。

    複数のクリエイターのクリエイティブを比較して検討したい方はこちらを活用ください。

    コンペに参加したクリエイターの企画のうち、ニーズに合った企画を選択して映像制作することができます。

TOP