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Revitalization 地域活性化プロモーション

地域活性化に動画を活用!クオリティの高い動画を制作する方法と成功例9選

地域活性化に動画を活用!クオリティの高い動画を制作する方法と成功例9選

移住者や観光客の誘致がカギとなる地域活性化。これまでたくさんの地方自治体が話題に上がっているように、動画を活用したプロモーションが主流となりつつあります。

「地元の認知を高めてたくさんの人に来てもらいたい」

「地域活性化のために動画でプロモーションをしたい」

「都市部にいないけど、クオリティの高い動画を作りたい」

そんな方は、ぜひ本文を参考にしてください。

今回は地域活性化に動画を活用する方法や、実際に成功した地方活性化動画を紹介します。

No.1地域活性化には動画が最適!動画を活用するメリットとは

地域活性化に悩む自治体が大半だとも言えます。地方では特に少子高齢化が顕著で、人口減少に歯止めをかけるべく移住者の誘致や観光客数の増加が重要な課題となっています。

この状況をかえりみて2014年に施行された「地方創生政策」で、地方創生のための助成金が下りるようになりました。そして、各自治体が地域をPRするための動画を作成するようになったのです。

動画をプロモーションに活用するメリットは以下の通りです。

  1. ・地域の魅力を直接的に伝えることができる
  2. ・場所にかかわらず(都市部にいなくても)地域の認知度を上げることができる
  3. ・SNSで拡散されやすい
  4. ・テレビCMを打つよりも低コストでプロモーションができる

動画を使うメリットは「表現力」「拡散力」の2つだと言えます。

地域の魅力をそのまま伝えられるのは映像の表現力があってこそです。直接的・感覚的に魅力を伝えられる動画こそ地域活性化プロモーションにふさわしいでしょう。

また、知名度の低い地域でも動画がバズれば一気に認知度を高めることができ、都市部で観光客誘致イベントを開催したりテレビCMを作成したりするよりも安価に抑えることも可能です。

「地域おこしをしたいけど予算がない」と思わず、まずはやりたいことをプロのクリエイターに相談してみることをおすすめします。

No.2成功例にならう 話題になった地域活性化動画9選

続いては地域活性化に貢献した、話題の動画を紹介します。どれも自治体の個性があふれているので、ぜひじっくり見てみてください。

宮崎県小林市 移住促進PRムービー「ンダモシタン小林」

移住PRムービーの先駆けとも言える「ンダモシタン小林」。フランス人男性が小林市の魅力を語るのですが、思いがけない結末が大きな話題となった動画です。

字幕でぜひご覧になってください。

動画公開後に小林市へのふるさと納税額が増え、制作費200万円に対して10億円の広告効果があったと言われています。

大分県 おんせん県おおいた「シンフロ」

2013年から始まった「おんせん県おおいた」プロモーションは、この「シンフロ」をきっかけに瞬く間に有名になりました。「お風呂でシンクロ」という絵が強烈で、言葉がないので外国人も楽しめるのがポイントです。

「シンフロ」シリーズは1,000万円の動画制作費に対して約35億円以上もの広告効果があったとのことです。

滋賀県 「石田三成」

こちらは少し毛色が違うものの、話題となった地域活性化動画としてはずせない一本です。自治体と武将がコラボレーションし、一躍インターネットでもてはやされました。

レトロな雰囲気が逆に新しく、「故人の感想です」「主従関係をむすび」など細かいネタが詰め込まれているためについ何度も見てしまいます。

宮崎県小林市 PRミュージックビデオ「田舎女子高生」

地元のミュージシャンを起用したミュージックビデオは、どこかなつかしさを感じさせる作りです。

田舎に住む人は「あるある」と思わずうなずいてしまう歌詞に引き込まれてしまいます!

沖縄県 「Be Okinawa」

こちらはターゲットと課題設定が明確な動画です。「インバウンド需要」「外国人観光客向け」に振り切っており、動画作成にロンドンのクリエイティブエージェンシーを起用したそうです。

外国人が見る沖縄の魅力が詰まっている点に注目してみてください。

広島県呉市 「呉IN ― 呉IN」

ザ・ブルーハーツの「TRAIN − TRAIN」の替え歌を披露したのが呉市です。「お呉よ」など細かな歌詞のもじりにくすっとしてしまいます。

名曲がモチーフなので、最後まで飽きずに聞きたくなるのもポイントですね。

四国 「ネオ遍路」

四国の88箇所をまわる「お遍路」を現代風に刷新した動画です。「フォトジェニックな四国を歩く」ことをモチーフとした「ネオ遍路」はインスタにぴったりなフォトスポットや体験を紹介します。

縦型動画でスマートフォンから見ることを想定しているのも革新的です。

長野県小諸市 「小諸がアツ・イー!」

なんと制作費9,500円!コスパ最高の地域活性化動画なら小諸市でしょう。市役所職員が撮影・編集を手掛け、驚くほど低価格で動画を作成しました。

その広告効果はすさまじく、ふるさと納税の額が動画公開後7倍にのぼったとのことです。

福岡県北九州市・山口県下関市 「Come on! 関門」

なんと2020年9月時点で1.4億回も再生されているのが、CGなどの豪華演出を含む関門PRムービです。

外国人からの目を意識しており、登場人物が英語で話したり、ゴジラを意識した怪獣が出てきたり…など拡散される仕掛けを多数含んでいます。

No.3地域活性化に動画を作成する時の5つのポイント

では、どのように動画を作成すれば内容のクオリティが高く効果的に認知を高めることができるのでしょうか。地方創生政策後にたくさんの自治体が競うように動画を作成したものの、思ったように拡散せずに「作ったのに見られない」こともめずらしくありません。

見てもらえるような動画を作るポイントは以下の5つです。

  1. ・課題とターゲットを適切に設定する
  2. ・動画だけでなく町全体を巻き込む
  3. ・独自性を意識する
  4. ・「拡散される」ことを意識する
  5. ・炎上に注意する

それぞれのポイントについて解説します。

ポイント1:課題とターゲットを適切に設定する

実は動画作りでもっとも重要かつ困難なものが「課題」と「ターゲット」の設定です。ここがぶれてしまうと根本的にずれた動画になってしまいます。

まず、ターゲットは誰なのでしょうか。

  1. ・日本人観光客
  2. ・外国人観光客(インバウンド狙い)
  3. ・田舎への移住を希望している人
  4. ・かつて住んでいたものの別の地域に引っ越した人
  5. ・今その地域に住んでいる人

上記のようにターゲットも細かく分けることができます。まったくのゼロから認知を獲得しようとすることと、ある程度地域を知っている人からの支持を厚くすることは全く異なるものです。動画全体のカラーにかかわってくる部分なので、適切なターゲット設定が動画作りには欠かせません。

また、動画によって解決したい課題とは何なのでしょうか。人口減少にともなって「移住者を増やしたい」「観光客を増やしたい」など、解決が迫られる課題があるはずです。

しかしそれは、果たして適切な課題設定なのでしょうか?

知名度が上がって移住者が増えても、仕事やインフラがなければ定住にはつながりません。もしかしたらそれよりもまずはふるさと納税による税収アップを目指し、必要なインフラを整えることが先決の課題かもしれません。

本当の課題を明確にすることでターゲットが自ずと見えてきます。

動画の表現力や拡散力はすばらしいものの、全ての課題を解決できるものではないのが事実です。そして、内側にいると大きな問題に目をとられ、隠れている本当の課題を見つけにくくなってしまいます。

「コンサル」的役割を果たす存在としても、プロのクリエイターに企画段階から相談をして、外部のフラットで冷静な目線を生かすことがおすすめです。

ポイント2:動画だけでなく町全体を巻き込む

動画が拡散されるためには、市民の協力が必要不可欠です。

地域にもっとも思い入れがあるのは住んでいる市民の方々なのは間違いありません。まず「誰が動画を拡散するか」と考えた時、その早い段階で拡散をしてくれるのはその地域に住んでいる人たちです。

動画を作ることに終始せず、作成段階でも市民を巻き込んだり、市民から愛されるように動画の宣伝をしたりなど、市民向けプロモーションもきちんと行いましょう。

ポイント3:独自性を意識する

地方創生政策後、さまざまな地方自治体の動画が作成されました。実際「作ったものの効果がなかった」「見られなかった」と失敗に終わることもめずらしくありません。

そうならないためにも動画のユニークさや地域の独自性を意識するようにしてください。

たとえば、「海が近い」「景色が綺麗」「食べ物がおいしい」ことが自治体の魅力だと考えるかもしれません。しかし、これらは日本の多くの地域にあてはまり、差別化の要因としては非常に弱いのが実情です。

それよりも「動画に出ている人が素敵」「動画のストーリーがなんとなく好き」などの方が視聴者にとっては他と区別しやすかったりします。

動画の中で「何をアピールするのか」という点こそ妥協せず、突き詰めて考えることが大切です。

ポイント4:「拡散される」ことを意識する

地域のプロモーション動画は拡散されなければなりません。拡散されやすい要素を仕込んでおきましょう。

たとえば、「田舎女子高生」の歌詞はキャッチーでつい「あるある」とうなずいてしまいます。「石田三成」は古い映像や演者の棒演技、ローカルCMに本当にありそうな演出などつっこみどころ満載です。

視聴者側に立って「どんな動画なら人に伝えたくなるか」を考えてみてください。

拡散されるためにも、市町村のホームページやYouTubeだけでなく、FacebookやTwitterなどあらゆるメディアに動画を投稿することも大切です。まずは露出を増やすことで見つけてもらうことが必要です。

ポイント5:炎上に注意する

注意したいのが「炎上」です。鹿児島県志布志市は「特産物のうなぎが少女に姿を変える」動画を作成しましたが、その表現が「女性差別にあたる」などの批判が殺到して炎上してしまいました。

炎上は自治体にとって大きなマイナスです。マイナスイメージがついてしまうと観光客が遠のいたり、ふるさと納税で選んでもらいにくくなります。また、挽回しようと思っても次のプロモーションの理解を市民たちから得づらくなるでしょう。市民からすると「私たちの税金を炎上動画で無駄にした」と感じるのも無理はありません。

制作時には思いもよらなかったようなことが言及・非難されたりすることを避けるためにも、企画段階の時に第三者に意見をもらうことも考えると良いでしょう。

炎上なしで話題をさらうことは可能です。危うい表現は避ける方がベターです。

No.4まとめ

いかがでしたか?

今回は地域活性化のための動画作成方法と成功した動画例を紹介しました。どの動画も個性があふれ、何度も見たくなるものです。

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