Branded Contents
Influence ブランデッドコンテンツの影響

ブランデッドコンテンツが与える影響を解説!社外だけでなく社内にも効果的

ブランデッドコンテンツが与える影響を解説!社外だけでなく社内にも効果的

ブランディングの重要性が認識され、ブランディングの中核を担うものとして注目が集まる「ブランデッドコンテンツ」。

ブランデッドコンテンツがブランディングに寄与するのはもちろんのことですが、実際にどのような影響力があるのか把握しておきたいですよね。

今回は、ブランデッドコンテンツが与える具体的な影響について解説します。顧客やマーケットなどの社外にはもちろんのこと、社内にもポジティブな影響をもたらすことができます。

ブランデッドコンテンツの作成を考えている方は、ぜひ本文をチェックしてみてください。

No.1「ブランデッドコンテンツ」とは

ブランデッドコンテンツは、「ブランディング戦略のためのコンテンツ」のことです。企業が「消費者に抱いてほしいブランド像」を消費者に伝えるための手段のことを指します。

ブランデッドコンテンツはたとえば以下のような形で、企業の価値観やメッセージを発信します。

  1. ・映画
  2. ・ショートフィルム
  3. ・アニメ
  4. ・音楽
  5. ・小説
  6. ・イベント
  7. ・ブログ

ブランデッドコンテンツの中でもショートフィルムや映画は「ブランデッドムービー」と呼ばれ、区別されることがよくあります。

ブランデッドコンテンツは広告宣伝のためのWeb動画やテレビCMとは異なる点を認識しておきましょう。

企業の価値観を伝えるためのもので、直接的な購買につなげるものではありません。

そして、ブランデッドコンテンツはエンターテインメントとブランディングを両立できるものです。そのため、消費者が能動的にコンテンツに触れてくれる点も特徴として挙げられます。

<

No.2なぜブランデッドコンテンツは影響力を持つことができるのか

「ブランデッドコンテンツは宣伝や広告のためのものではない」と前述しました。

このことに対し、「一度に大勢にリーチできるテレビCMにはインパクトがあるし、的確にターゲティングできるWeb広告の方が効率がよい」と感じた方もいるかもしれません。

もちろん目的にもよりますが、ブランディングを考えた時にはやはりブランデッドコンテンツが影響力を持ちます。 その理由として、以下の4つが挙げられます。

  1. ・ブランデッドコンテンツは消費者が能動的に触れるので嫌悪感・拒絶感がない
  2. ・記憶に残りやすい
  3. ・コンテンツ作成後数年に渡って視聴・共有され続ける
  4. ・ブランドの世界観や企業のメッセージによる競合との差別化ができる

現代社会では情報が溢れかえっています。CMやWeb動画などはリーチする母数が多くとも、視聴者自身や視聴文脈に関連性のない数秒の映像はすぐに忘れ去られてしまうのです。加えて、アドブロックなどの広告防止ソフトやサブスクリプションの広告非表示有料プランを購入する人が多いように、消費者は広告宣伝に嫌悪感や拒絶感を覚えるようになってきました。

広告が嫌われていく一方、ブランデッドコンテンツはブランドメッセージを伝えながらエンターテインメントとして楽しむことができ、消費者に受け入れられやすいものです。嫌悪感がないだけでなく、「共感」「感動」という感情の動きによってコンテンツの内容が記憶に残りやすくなります。

その結果が企業やブランドへの「好感」につながるため、価格や性能などコモディティ化してしまった要素以外で競合と差別化することが可能です。

そして、ブランデッドコンテンツの多くがインターネット上で公開され続けます。作成後何年にもわたってブランドメッセージを発し、消費者との関係作りに寄与し続けます。

一方、テレビCMやWeb動画を何年ものスパンで継続的に放映しようとすると、莫大なコストがかかり、現実的ではありません。

「消費者から好かれ」「記憶に残り」「何年にも渡って視聴・共有される」点から、ブランデッドコンテンツは十分な影響力を持つものだと言えるでしょう。

No.3「ブランデッドコンテンツ」が社外・社内にもたらす具体的な影響

ブランデッドコンテンツがブランディングに十分な影響を及ぼすものだと前述しましたが、具体的にはどのような影響を社外・社内にもたらすのでしょうか。

ブランデッドコンテンツを利用したブランディングでは顧客との関係性に注目されがちですが、社内にもポジティブな変化を起こすことができます。

ブランデッドコンテンツによる社外・社内への影響を以下で紹介します。

社外への影響

ブランデッドコンテンツをブランディングに利用すると、社外に以下のように影響します。

【顧客・消費者への影響】

・コンテンツを楽しむことでブランド自体への好感度が上がる

・価格以外の要素で消費者から購入してもらうことができる

【マーケット・競合他社への影響】

・マーケットで存在感を発揮できる

・よいイメージがつき、採用につながる

ブランデッドコンテンツを用いることで価値観や理念など、企業の根本的な部分で他社と差をつけることができます。

顧客や消費者には好感を抱いてもらうことができ、競合の価格や性能などに左右されない長期的な関係つくりのきっかけとなりえます。

また、ブランデッドコンテンツによってブランド観が確立されるとマーケット内でも存在感を発揮することになります。特に性能や価格に重きをおきがちなBtoB企業でこそ、ブランデッドコンテンツの有無が大きな差となります。

特に、BtoBは一般的な認知度が低い傾向にあるので、ブランデッドコンテンツによってブランドイメージが確立できれば採用にも追い風が吹くでしょう。社内への影響

ブランデッドコンテンツによってブランドイメージが社員の中で形作られると、社内にもポジティブな影響が及びます。

  1. ・社員や企業がコンテンツ内に出演することで企業への愛着が湧く
  2. ・社員が企業やブランドの価値観を再認識・再確認できる
  3. ・独自性や他ブランドとの違いをより一層意識でき、営業力が高まる
  4. ・「価値あるブランドのために働く」という達成感や向上心が生まれる

990年代には「コーポレートアイデンティティ」のムーブメントが盛んになり、企業がこぞってロゴやスローガンを刷新しました。ブランデッドコンテンツの社内への影響は、ブランドを社内に浸透させるためのコーポレートアイデンティティの発展形とも言えるかもしれません。

以下で社内への4つの影響について説明します。

影響1:社員や企業がコンテンツ内に出演することで企業への愛着が湧く

ブランデッドコンテンツは企業やブランド自体を舞台にすることがよくあります。

たとえば、ショートフィルム作成時に実際に会社で撮影が行われ、社員自身が出演することもめずらしくありません。

その結果、社員の企業に対する興味・関心を上げ、企業やブランドへの愛着を育むことにつながります。社内で共有できる話題となり、社員どうしのコミュニケーションの活性化にもなるでしょう。

影響2:社員が企業やブランドの価値観を再認識・再確認できる

ブランデッドコンテンツを通じ、社員は企業やブランドの価値観を再び認識することができます。

就活の説明会や新卒研修で企業の理念や価値観を学んでも、日々の忙しい業務に追われ、すっかり忘れ去ってしまうものです。

ブランデッドコンテンツの作成とリリースは、社員にとっても「企業の価値観」という根本に立ち返るよい機会となるでしょう。ブランデッドコンテンツを社内研修に利用してもよいかもしれません。

影響3:独自性や他ブランドとの違いをより一層意識でき、営業力が高まる

ブランデッドコンテンツによって、企業やブランドの独自性を描くことができます。そして社員が自社の独自性や他ブランドの違いを意識することで、営業力向上にもつながります。

ですが、性能や価格などのわかりやすい指標ではなく、考え方や価値観の部分がフィーチャーされるので、必ずしも数字に直結することを約束できるものではないことに留意しておいてください。

それでも、社員の意識が同じ方向を向くことによるポジティブな効果が見えてくるはずです。

影響4:「価値あるブランドのために働く」という達成感や向上心が生まれる

ブランデッドコンテンツによってブランドが形作られることで、「自分は価値のあるブランドのために働いている」という達成感や充実感、また「もっとブランドの価値を高めたい」という向上心が生まれます。

「あのブランデッドコンテンツのあの企業」という認知が世間やマーケットに浸透すれば、社員のモチベーションアップは格段に上がるでしょう。

たとえば、社内ブランディングに成功している企業にスターバックスやディズニーが挙げられます。スターバックスやディズニーは店員を「クルー」「キャスト」と呼び、アルバイトの応募が途絶えません。

ブランデッドコンテンツを利用すれば、社内ブランディングにも成功し、社員の指揮が上がります。社内外のブランディングに困っているなら、ブランデッドコンテンツの作成を考えてみてはいかがでしょうか。

No.4まとめ

いかがでしたか?

今回はブランディングの観点から、「ブランデッドコンテンツ」「ブランデッドムービー」「ブランデッドエンターテインメント」について解説しました。

社外へはもちろん、社内にも大きな影響をもたらすことができるのがブランデッドコンテンツです。

「ブランデッドコンテンツを作成してみたい」

「もっと詳しくブランデッドコンテンツについて話を聞いてみたい」

「一度企画を練ってみたい」

そう感じた方は、ぜひDirect Creatorsにご相談ください!

▼Direct Creatorsについて詳細はコチラ

click→納得のいく動画作りを!クリエイターへ直接依頼できるサービス『Direct Creators』を紹介

>>> まずは会員登録(無料) <<<

>>> 無料相談はこちら <<<

おすすめ記事

動画制作の実績を検索

  • クリエイターへ
    直接依頼する

    クライアントが直接クリエイターへ依頼する方法です。

    登録されているクリエイターのポートフォリオを見て、気に入ったクリエイターに直接、映像制作を相談することができます。

    すでに、作りたいも映像のイメージがある程度決まっている方はこちらから直接クリエイターへご相談ください。

  • PMに依頼する

    クライアントがプロジェクトマネージャー(PM)に相談して進める方法です。

    作りたい映像のイメージがまだ明確でない、はじめてでどのクリエイターを選んで良いかわからないという場合には、こちらからPMにご相談ください。

    PMがご要望を整理し、最適の映像動画を制作します。

  • コンペ形式で
    依頼する

    一つのプロジェクトに対して、希望するクリエイターからのコンペを行う方法です。

    複数のクリエイターのクリエイティブを比較して検討したい方はこちらを活用ください。

    コンペに参加したクリエイターの企画のうち、ニーズに合った企画を選択して映像制作することができます。

TOP