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video ブランディング効果の高い動画
ブランディングの効果を向上させるならブランディング動画!動画制作と効果について事例を紹介しながら解説します
「動画を活用して、幅広い層に自社の商品やサービスを認知してもらいたい!」
「自社や商品のブランディングを高めるような動画を制作して視聴者に届けたい!」
など、動画を活用したブランディングの向上を検討中の方もいるでしょう。
昨今、動画によるブランディング効果が注目を集めています。動画を活用することで、高いブランディング効果が期待できます。
ただし、ただ単に動画を制作したからといって、必ずしもブランディングに繋がる訳ではありません。ブランディング効果の高い動画を作るには、いくつかのポイントを抑える必要があります。
そこで今回は、動画を活用してブランディングを行うメリットから、ブランディング動画を作るための具体的なヒントまで、事例を交えながら解説していきます。
ぜひ、制作を依頼する際の参考にしてください。
No.1 ブランディング動画とは?
ブランディングとは、「ブランド」を形成するための活動です。ブランドを簡潔にいうと、他と区別できるシンボルのようなものです。
ブランド力が高い企業ほど、ロゴや製品のデザインを視認した際に「あ、A社の製品だ」と消費者は区別することができます。
つまり、「ブランディング」は、消費者に共通のイメージを認識させるための動画です。
そのため、販売促進が目的ではありません。ブランディング動画では、自社の商品やサービスを機能性や信頼感をユーザーに訴求します。
そのため、ブランディング動画の内容は、決まった型があるのではなく、企業によって大きく異なります。
動画を通して何を伝えたいのか、という点を踏まえて制作していくことが大事です。
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No.2 動画でブランディングを行うことで得るメリット
そもそも、動画でブランディングするメリットを把握しているでしょうか?まずは、動画によるブランディングの主な3つのメリットを紹介します。
視覚・聴覚の両方に訴えかけられる
文字や画像では、伝える情報が限られています。一方動画では、音や動きがあることで、視覚や聴覚の両方に訴えかけることが可能です。
動画は表現の自由度が高く、その分視聴者を引き込むコンテンツに仕上げる可能性も高くなります。
SNSで拡散されやすい
動画はFacebookやTwitterなどのSNSで拡散されやすい傾向にあります。実際、SNSで拡散された動画を目にしたことはあるでしょう。
最近では、テレビの広告市場は下降線をたどる一方、SNSの広告市場は急成長中です。SNSとの相性の良さは、ブランディングにおいて大きなメリットといえるでしょう。
短時間で情報を伝えられる
短時間で情報を伝えられるのは、ブランディング動画ならではのメリットです。文章だと、時間をかけて読み込む必要があるため、短時間とはいきません。
膨大な情報が溢れる現代社会では、いかに「短い時間で情報を伝えるか」がブランディングの鍵となります。
その点、動画は短時間で情報を伝えることができるため、ブランディングに効果的です。
デメリットもある
もちろん動画でのブランディングには、デメリットもあります。最も注意しなければならないのは、SNS上での「炎上」です。
炎上する背景としては、ブランディング動画の内容と企業や製品の実態が異なるものであることにユーザーが気が付いた場合、結果的に裏切られたという感覚を呼び起こすことになるからです。
自社のブランドに合った内容なのか、事前に確認しましょう。当然ですが、炎上はブランディングに逆効果です。動画によるブランディングのリスクを踏まえた上で、ブランディング動画を作成しましょう。
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No.3 ブランディング効果の高い動画を作るポイント
ここからが本題です。ブランディング効果の高い動画を作る主な5つのポイントを紹介します。
1つだけクリアしたとしても、ブランディング効果の高い動画とはいえません。それぞれのポイントを理解し、ブランディング効果の高い動画を制作しましょう。
共感・感動を誘う内容
ブランディング動画では、いかに視聴者の感情に訴えかけるかが重要となります。そこでポイントとなるのが「共感・感動」です。共感・感動を誘うためにはストーリー性が鍵となります。
ストーリー性のある内容にすることで、ブランディングに効果的な動画になります。ストーリーに沿った音楽やナレーションを加え、一貫性のあるストーリーにしましょう。
観ている人に共感してもらうことでより企業の“想い”が届きやすく、記憶に残ります。
ただし「わざとらしい」ものは禁物です。かえってブランディングを損ねる可能性もあるので、注意してください。
明確なコンセプト
コンセプトを明確にしましょう。コンセプトが曖昧だと、視聴者の印象には残らず、ブランディング効果は低くなってしまいます。
「視聴者に伝えたいことは何か。」コンセプトを明確にすることで、先ほどのストーリー性を生むための軸ができます。
そして「伝えたいこと」は複数詰め込むのではなく、一本に絞りましょう。
いざ動画を作るとなると、たくさん入れたい内容が出てきて中身が盛沢山になりがちです。
そうすると結局伝えたいことが視聴者へ伝わらずに「何がいいたかったのだろう」と印象に残らない映像になってしまいます。
強いインパクト
ブランディング効果の高い動画は、強いインパクトがあります。ストーリー性やコンセプトが明確だったとしても、インパクトが弱ければ、ブランディング効果は期待できません。
インパクトを残すには、動画の最初と最後が重要です。最後の「ストーリーのオチ」を工夫するのも良いですし、最初に強いインパクトのあるフレーズやキャラクターを用意するのも良いでしょう。
視聴者の印象に残らなければ、動画を作った意味がありません。「どのタイミングでどういった印象を与えたいのか」を考え、逆算して動画内のインパクトを設計してください。
オリジナリティ
ブランディングに欠かせないのがオリジナリティです。オリジナルキャラクターや独自のキャッチフレーズなど、他とは違った要素を意識しましょう。
ただし、独自の世界観が強過ぎても視聴者には伝えたい情報が届きません。 一貫性のあるストーリーやコンセプトからブレない程度に、オリジナルの要素を動画に入れるようにしましょう。
一つだけの動画よりも複数の動画
一つの動画だけを制作するのではなく、複数の動画を制作するという手段があります。
もちろん、一つの動画だけでも効果がでないわけではありません。しかし、たくさんある動画の中で埋もれてしまう可能性もあります。複数あることで目に入る幅を広くすることができます。
そして、一つの動画よりも、動画コンテンツを継続的に提供することで、高いブランディング効果が期待できます。
自社の予算や動画制作の目的を考慮して、複数の動画でブランディングしましょう。
シリーズ化や一つの動画で次作をほのめかすなど、複数の動画制作ならではの工夫が必要です。
一つの動画で伝えたい情報を全てさらけ出すのではなく、すでに解説した「明確なコンセプト」や「オリジナリティ」を意識し、各動画に一貫性をもたせることがポイントです。
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No.4 ブランディング動画の事例
ここまでに、ブランディング動画のメリットやブランディング効果の高い動画を作るポイントを解説してきました。では、実際にどういったブランディング動画があるのでしょうか。
ここからは、ブランディング動画の事例をいくつか紹介します。今回紹介する事例を参考にして、ブランディング効果の高い動画を作りましょう。
海外の印象的な動画
ブランディング動画の最高峰と言っても過言ではないのがアメリカの生理用品ブランドAlwaysの”Like a girl”キャンペーン動画です。
「女の子らしく走って」「女の子らしく投げて」と指示が下ると、女性たちは不自然に「女の子らしい」しぐさをします。
一方で、少女たちに同じように指示すると、彼女たちは全力で走り、全力で投げます。
彼女たちにとって「女の子らしく」は「自分らしく」と同意なのです。
動画の中で、思春期を境目に「女の子らしく」が侮蔑や中傷を含む言葉として捉えられるようになることが明らかになります。
Alwaysは「『女の子らしく』は『自分らしく』という意味だ」「少女の頃の自信を失うべきではない」とメッセージを発します。
ブランドのターゲットにストレートに届くストーリーと力強いメッセージにより、世の女性から大きな共感を呼びました。そして、Alwaysは女性としての誇りを呼び起こし、女性の味方であるブランドイメージの確立に成功したのです。
このように、ブランディング動画は商品の宣伝や自社紹介を必ずしもする必要はありません。それよりも、企業理念やイメージを視聴者と共有することが大切です。
インパクトの強い動画
マンツーマン英会話「ロゼッタストーン」のブランディング動画です。15秒という限られた時間でインパクトの強い動画となっています。
ギャルが英会話をしているギャップに加え、後半の「日本語はメチャクチャ 英語はバッチリ」というキャッチフレーズで、動画のコンセプトが端的に伝わります。
幅広い層の人々が英語をマスターできることを訴求しています。
感情に訴えかける動画
マルコメ「料亭の味 液みそ」のブランディング動画です。1分間30秒という時間で、温もりのある家族のストーリーが展開されています。
自社や商品名の登場は控えめにし、ブランディング重視の内容です。
マルコメは他のブランディング動画においても、感情に訴えかける家族のストーリーを描いており、一貫性のあるブランディングとなっています。
さまざまな場面を描いた動画
ワインまとめサイト「ワイン好き!」のブランディング動画です。女子会やパートナーとの食事会、ピクニックなど様々なシーンでワインを楽しむ様子を描いています。
「ワインのある生活っていいな」と思えるきっかけ作りを目指している、運営サイトのコンセプトにマッチした内容です。
ポップな音楽と登場人物の笑顔で、ワインのある生活の魅力が伝わってきます。 今回は3つのブランディング動画の事例を紹介しました。
ブランディング動画といっても、企業の業界や訴求したいコンセプトによってさまざまです。どんなシーンにしたいのか、どんなブランドイメージにしたいのか、明確にした上で、制作会社に依頼してください。
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No.5ブランディング動画 まとめ
繰り返しになりますが、ブランディング効果の高い動画を作るためのポイントは以下の5つです。
- 共感・感動を誘う内容
- コンセプトが明確
- 短時間で強いインパクト
- オリジナリティ
- 一つだけの動画よりも複数の動画
この5つのポイントを全て完璧に満たす必要はありませんが、一つだけ満たしていても、ブランディングに効果的な動画にはなりません。つまり、バランスが大切です。
ブランディングとは、別の言葉に置き換えると、「安心」や「信頼」といえます。短期的に、製品やサービスを顧客に認知してもらうのは難しくないでしょう。
しかし、顧客の信頼を勝ち取るのとは全くの別問題です。まずは自社の価値や動画を制作する上でのコンセプトをしっかり考えましょう。ブランディング動画は、長期的な戦略の上で効果を発揮します。
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