Stop Motion
Animation コマドリ動画とは

コマドリ動画とは?撮影方法と企業が活用した事例を紹介!

コマドリ動画とは?撮影方法と企業が活用した事例を紹介!

コマドリ動画という言葉を聞いたことはありますか?

コマドリ動画の表現力は高く、一度見たら間違いなくその虜になってしまうはずです。

今回は、コマドリ動画についてとその撮影方法。さらには企業が活用した事例まで紹介していきます。

コマドリ動画についてよく知らないという方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

No.1コマドリ動画とは?

コマドリ動画とは1枚、1枚、静止画で撮影していき、最後に撮影した写真をつなぎ合わせて動画にしたものを指します。

言葉にすると意味がわかりにくいですよね。

そう思った方は、まずはこちらの動画を見てください。

1枚、1枚写真を撮影しつなぎ合わせていることで、現実世界ではありえない動きができてしまうのです。

実はこのコマドリ動画は、映像制作の手法として20世紀初頭から使われていた技術。

当時は、実写映画の特殊撮影としてよく利用されていましたが、年代が進むにつれてCGの技術が発達し、あまり使われなくなった手法なのです。

しかし、近年ではそのレトロな作風から再び注目を浴びるようになり、粘土を使ったクレイアニメーションなどがよく活躍しています。

コマドリ動画は、ストップモーション動画とも呼ばれており、愛好家だけでなく企業のコンテンツマーケティングにもよく利用されています。

No.2コマドリ動画の作成方法

コマドリ動画を作るには基本的に下記のような流れで行うのがいいでしょう。

  1. 1. 企画設計
  2. 2. 撮影準備~撮影
  3. 3. 編集

順番に解説していきます。

①企画設計

コマドリ動画は、どのように撮影していくかを決める企画設計が重要になってきます。

その上でまずはじめに決めたいのが「フレームレート」です。

フレームレートとは、1秒間に何枚の静止画を使うかを指す言葉。コマドリ動画を撮影するのであれば、8~24のフレームレート程度が一般的です。

フレーム数が多いほどなめらかな動きになりますが、撮影の労力もフレーム数と同じだけ増えてしまうので撮影を始める前にしっかりと検討しましょう。

また、コマドリ動画は一度撮影をはじめてしまうと、1つのシーンが終わるまで大きな変更ができません。

なぜなら、途中でストーリーを変更してしまうと、つながりがちぐはぐになって1つのストーリーとして成り立たないからです。

フレームレートが決まったらストーリーを作り込み「どの動きに何秒掛けるのか」を考え、1フレームの間でどれぐらい動きの変化が必要になるかを煮詰めていきましょう。

場合によっては絵コンテを用意すると良いです。イメージを予め具現化することで撮影を進めやすくなります。

この段階の作り込みが甘いと、何度も撮影や編集をやり直すことになり、非常に効率の悪い制作となっていまいます。面倒ですが頑張りましょう!

②撮影準備~撮影

企画の準備ができたら、次は撮影の準備です。

撮影準備で意識したいのは、カメラが動いてしまわないようにしっかりと固定しておくこと。

コマドリ撮影では、写真を連続してつなぎ合わせているため、カメラがちょっとでも移動してしまうとつなぎ合わせたときにスムーズに繋がりません。

カメラと撮影物の準備ができたら、①で準備した企画に基づいて撮影を繰り返して行くだけです!

③編集

最後は動画編集ソフトなどを使い、撮影した写真を1枚1枚つなげあわせて動画にしていくだけです。

1枚、1枚つなぎ合わせていくのは大変な作業ですが、編集途中でも成果が目に見えているはず。

編集が終わったら動画ファイルとして出力して作業完了です。

必要に応じてシーンの切り替えなどを編集ソフトでしていくといいでしょう。

No.3コマドリ動画をコンテンツマーケティングに利用するメリット・デメリット

先程、撮影方法を紹介したコマドリ動画は、企業がコンテンツマーケティングとしても活用されています。

後ほど事例も紹介しますが、まずはコマドリ動画をコンテンツマーケティングに利用した場合のメリット・デメリットについて、簡単に見ていきましょう。

▼メリット

・オリジナリティを主張しやすい

・インパクトが強い

・表現の幅が広い

▼デメリット

動画の制作時間がかかりすぎる

構成の綿密な作り込みが必要

コマドリ動画は、通常の動画と比べてインパクトが強く、注目されやすいという点があげられます。また、CGのように表現できる幅が広く、様々な演出ができるでしょう。

反対に、コマドリ動画は制作に時間や手間がかかりすぎるというデメリットがあり、気軽には手を出せないという点も。

裏を返せば、制作する人があまりいない分、それだけインパクトが強いとも言えます。

コストや時間がかかってでに強烈にアピールしたい!というときにコマドリ動画を活用してみるのが一番です。

No.4企業がコマドリ動画を活用した事例

続いて、企業がコマドリ動画を活用した事例について見ていきましょう。

イメージの参考にしてみてください。

No.5【事例】ORICON

こちらは国内最大のハンドメイド商品のオンラインマーケットのCMです。

ハンドメイドされた商品が、生き生きと動き出す様子が映し出されているのは、コマドリ動画ならではといえますよね。

タレントの佐々木希さんがうまく構成に組み込まれているところも注目のポイントです。

メイキングの様子も収録されているので最後まで見てみてくださいね。

No.6【事例】Honda

こちらはHonda社の歴史を紙芝居のようなイメージでコマドリ動画にしたものです。

アナログなイメージと洗練された現代的なアプローチがとても魅力的ですよね。

カクカクとした背景の動きと、なめらかな手の動きギャップが印象的です。

No.7コマドリ動画を制作するなら

コマドリ動画を制作しようと思うと、膨大な量の写真を撮影する必要があります。

自分で制作しようと考えると、はじめに必要な写真の枚数を計算した段階で挫折してしまうなんてことも考えられます。

そんなときは、コマドリ動画の制作をプロに依頼するのがオススメです。

「DirectCreators」なら、沢山のクリエイターが所属しているため、コマドリ動画の撮影もバッチリ。

コマドリ動画を少しでも作ってみたいと思った方はぜひ一度相談してみてください!

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