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【リモート面接のすすめ】リモート面接のメリットとは?注意点も解説

【リモート面接のすすめ】リモート面接のメリットとは?注意点も解説

新型コロナの影響で、リモートワークが瞬く間に浸透しました。面接もこの際リモートで行いたい、と考えたことはありませんか。

今回は、これからリモート面接を導入したいと考えている採用担当者の方のために、リモート面接の全知識について解説していきます。

「リモート面接のメリットって?」

「リモート面接をする時、どんなことに気をつければいいの?」

「リモート面接におすすめのツールは?」

面接をリモートでやろうと思うと、上記のような疑問を持つかもしれません。本文中でリモート面接のメリットや注意点、通話のためのツールや気を付けるべきポイントについて説明します。

No.1リモート面接とは 対面でやっていた面接をオンラインで!

新型コロナの影響でリモートワークが推奨され、採用活動もできるだけオンラインで実施したい、と考えていませんか。リクルートキャリア「担当者に聞く、オンライン面接の導入状況」によると、リモート面接の導入率は2020年の3月末時点で29.8%です。導入を検討中の企業も含めると、その数は54.6%にのぼります。

「最終面接は対面でも、1次・2次はリモート面接で」という方針をとる企業も増えてきています。

リモート面接は、オンラインのビデオ通話で面接を行います。面接に出向く必要がないので、時間や場所の制約が少ないのが特徴です。特に新卒採用の面接シーズンが本格的にやってくる前に、リモート面接の導入の有無を決めておきましょう。

No.2コスト削減・採用強化 リモート面接3つのメリット

リモート面接のメリットとして、主に以下の3つが挙げられます。

物理的な障害を減らし、採用の間口を広げられる

リモート面接では、物理的な障害がありません。遠方でも、時には海外でも場所を問わずに面接をすることができます。

候補者が出向く必要がないため予定が組みやすく、面接への参加ハードルが下がります。その結果、今まで物理的距離やスケジュールの都合で面接を諦めていた人も参加できるようになり、候補者の層が広がります。採用間口が広がると、その分優秀な人材と出会える可能性が高くなると言えます。

特に転職希望者は面接の都合がつきにくく応募者が限られるものですが、リモート面接にすることで、転職希望者の増加が見込めます。

面接の様子を残しておくことができる

リモート面接では、面接の様子を録画しておくこともできます。

面接の内容を共有し、社内の面接ノウハウを築くための材料にしてもよいでしょう。面接官と候補者の相性などに左右されない、より統一された面接を行うために役立ちます。

候補者を通過させるかどうか悩んだ時や複数の採用担当者の意見が必要な時には録画した面接を見直せるので、選考プロセスにも生かせるでしょう。

コスト削減が可能

面接にはコストがかかりますが、リモート面接にすることでそのコストの一部を削減することが可能です。

特に新卒採用には多大なコストをかけている企業も多く、面接のために会場を借りることもめずらしくありません。会場費や設備費、面接担当者の交通費に加え、時には候補者の交通費を負担することもあります。

 

一方でリモート面接なら、極論どこででも実施できます。社内の会議室はもちろん、リモートワーク中なら自宅からでも面接ができるので、面接にかかっていたコストを一切かけずに選考を行うことも可能です。

No.3導入前に検討すべき リモート面接の2つのデメリット・懸念点

リモート面接にはデメリットもあります。慣れていないとトラブルが起こりやすいのも事実なので、以下の懸念点を導入前に押さえておいてください。

対面の時よりも人物像の判別が難しい

リモート面接は対面の時よりも人物像の判断が難しい傾向にあります。そのため、思ったように候補者を絞り込めない事態が起こりえます。

面接官がリモート面接に不慣れなためにうまく候補者を判別できないこともあれば、候補者がリモート面接で緊張してしまい、自分のよさを発揮できないこともあります。

また、ビジネスマナーなどの細かなところまで見ることができません。社内で選考の基準を確認・整備するなどして、あらかじめ対策をする必要があります。

 

通信環境のトラブルが起こりやすい

リモート面接でもっとも懸念されるのが通信環境のトラブルです。

候補者の通信環境が悪いといつまでも繋がらず、時間通りに面接を始められないこともあります。また、面接途中で途切れてしまうこともあり、面接をまたやり直すことにもなりえます。

対面でやるよりも余計に手間取ってしまう事態も起こりえることがリモート面接では避けられない懸念点だと言えます。

No.4リモート面接の場所、トラブル対処は?リモート面接を行う時のポイント

では、リモート面接を行う時はどんなことに気をつければよいのでしょうか。リモート面接を行う時のポイントは以下の通りです。

  1. <事前準備・環境面のポイント>
  2. ・カメラに余計なものや雑音が入らない場所を用意する
  3. ・ツールの使い方を相手に事前に送付しておく
  4. ・電話やメール、チャットなどでの連絡も取れるようにしておく
  1. <面接でのポイント>
  2. ・リアクションは大きめにとる
  3. ・話す間を置く
  4. ・カメラを見て話す
  5. ・相手が不慣れなことを想定しておく

会社からリモート面接をする時は面接官は会議室で行うことをおすすめします。自宅、もしくは会社のデスクの場合、デスクの上のものや背景にあるものが映ると相手の気が散ってしまうので、できるだけカメラには極力ものが映らないように工夫してください。

通信上のトラブルは、相手にツールの使い方に慣れてもらっていると避けられることもあります。事前に使うツールについて説明しておき、また繋がらない時のために他の手段で連絡を取れるようにしておきましょう。

面接中は、相手がやりとりしやすいよう配慮することが大切です。通信のギャップを考慮して間をゆっくり取り、はっきりと話すようにしてください。相手が不慣れでうまく話せないこともあります。そのためだけに優秀な人材を見逃してしまわないよう、ある程度は不慣れなことも考慮しておきましょう。

No.5リモート面接におすすめのツールと選び方

「リモート面接、どんなツールで行うべき?」

リモート面接を導入する上で気になるものです。以下では、リモート面接のためのビデオ電話ツールを選び方と無料のおすすめツールを紹介します。

※紹介するツールの料金については2020年5月現在

リモート面接ツールの選び方

リモート面接のツールの選び方の基準に、以下が挙げられます。

  1. ・通信が安定しているもの(アプリなど通信量が少ないもの)
  2. ・できるだけインストールなどの手間がかからないもの(URLを開くだけ、など)
  3. ・媒体の種類を選ばないもの(パソコン、スマートフォン、タブレットで使える)
  4. ・グループ面接をするなら有料ツールがおすすめ

リモート面接において通信の安定性は必要不可欠です。そして、できる限り候補者がアプリのインストールなどをしなくてよい、手間がかからないものがよいでしょう。

無料ツールでもグループ面接はできますが、人数が増えると通信が不安定になったり、時間制限が発生したりします。有料のものは制限がなく、通信も安定するため、導入も検討してみてください。

リモート面接ツールおすすめ4選

リモート面接でよく使われるツールを4つ紹介します。この他にもいろいろなツールがありますが、以下の4つはすでにユーザーが多いので、候補者も使い慣れているでしょう。その点でもおすすめなので、まずは以下のツールを試してみてはどうでしょうか。

Skype

skypeの画像

Skypeはマイクロソフト社が提供している、ビデオ電話ツールの元祖とも言える存在です。

利用にはアカウント登録が必要で、連絡をとるためには相手にIDを共有しなければなりません。少し手間がかかりますが、すでにユーザーが多いのでそこまで問題にはならないでしょう。

慣れないツールだと候補者のリモート面接に対する心理的ハードルが余計に高くなりがちです。その点、Sypeには慣れている人が多いので、候補者は気楽に面接に取り組みやすいと言えます。

  1. Skypeの特徴
  2. ・メリット:ユーザーが多い(使い慣れている人が多い)
  3. ・導入の手間:アカウント作成・コンタクト申請
  4. ・制限:同時接続25人まで
  5. ・有料プラン:Skype for business(220円/月・1人あたり〜)
  6. ・スマートフォンへの対応:アプリのダウンロード必須

Google Meet

Google Meetはビデオ会議ツールとしてビジネス上でよく使われています。

Google Meet はビジネス向け有料グループウェアプラン「G suit」の機能の1つでしたが、2020年5月に個人利用向けに無料で開放されるようになりました。今までビデオ通話ツールとして使われていた「Google ハングアウト」は2020年6月以降、段階的にサービスを終了していく予定となっているので、Google Meetの利用がおすすめです。

騒音や暗闇でも通話できる高品質の通信を誇っており、自動字幕を生成することもできます。

会議への招待自体は「ミーティングコード」を送るだけなので簡単ですが、利用するには参加者全員がGoogleアカウントを持っている必要があります。

2020年9月30日からは無料版に60分の時間制限がつく予定です。今なら時間無制限で利用できるので、ぜひ今のうちに試してみてはいかがでしょうか。

  1. Google Meetの特徴
  2. ・メリット:Googleカレンダーとの連携が可能、高品質、字幕機能あり
  3. ・導入の手間:Googleアカウント作成
  4. ・制限:同時接続100人まで
  5. ・有料プラン:G suit business (680円/月・1人あたり〜)
  6. ・スマートフォンへの対応:アプリのダウンロード必須

Zoom

テレワークの普及に伴って、急速に知名度を高めたのがZoomです。

ビデオ通話の音質・画質が安定しており、会議の主催者以外は送られたURLをクリックするだけで参加できる手軽さと、自分の画面の背景を変えられる「バーチャル背景機能」も相まって、人気に火がつきました。

わかりやすい・使いやすいのがメリットですが、過去にはセキュリティの脆弱性が報じられたこともあります。現在は解消されたと発表されているものの、セキュリティが気になる際には導入を慎重に検討するようにしてください。

  1. Zoomの特徴
  2. ・メリット:使いやすい機能が多数、事前の工数が少ない
  3. ・導入の手間:なし(ホストの場合はアプリのインストール必須)
  4. ・制限:3人以上接続の場合は40分まで、同時接続50人まで
  5. ・有料プラン:Zoom Pro(2,000円/月・1人あたり〜)
  6. ・スマートフォンへの対応:アプリのダウンロード必須

BIZMEE

BIZMEEの知名度は上記の3つに劣るものの、使いやすさ・手軽さは一番だとも言えます。

ホストでさえアプリのインストールやアカウント登録の必要がなく、公式HPに「会議室名」を入力するだけでリモート面接ができるようになります。通話の質もよく、使い勝手がよいツールで、完全無料です。

人数制限はありませんが、5人以上になると通話が不安定になってくるので、少人数の面接にのみ使うことおすすめします。

  1. BIZMEEの特徴
  2. ・メリット:事前の工数が少ない、使いやすい、完全無料
  3. ・導入の手間:なし
  4. ・制限:なし
  5. ・有料プラン:なし
  6. ・スマートフォンへの対応:ブラウザにて対応

No.6まとめ

いかがでしたか?今回はリモート面接について解説しました。

今まで対面で行っていた面接をリモートにシフトすることには大きなメリットがあります。今まで面接の壁となっていた物理的な障害がなくなり、今まで以上に幅広い層から選考できるようになるでしょう。

ただし、トラブルへの事前の対処などは欠かせません。懸念点があるのも事実なので、状況を見ながら上手にリモート面接を導入してみてください。

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