Product
Movie 商品紹介動画の制作
商品紹介やサービス紹介の動画価値を最大限に引き出す秘訣とは? 商品紹介の動画コンテンツを魅力的に制作するコツを紹介
「動画をつかって、新商品やサービスをもっともっと世の中に広めたい!」
「うちのサービスの価値を魅力的に伝えるために、クオリティの高い動画をつくりたい!」
というように、動画を商品やサービスのプロモーションに活用しようかと思っている方が結構増えてきました。
実際、動画は商品・サービスの取扱説明書の代わりに動画で解説するなど、エンターテイメント以外でも多くの活用がされています。
最近では、動画内で登場する衣服をクリックひとつで購入サイトへいけるサービスなどが登場し、多方面から注目されています。
しかし、いざ動画をつくろうと思っても、経験がなかったり、周囲に相談できる人が少ないために、いろいろと悩んでしまう場面が多いのが動画制作です。
そこで、企業の規模に関係なく、商品やサービス紹介を動画でプロモーションしたい方へ向けて、要点を3つに絞ってわかりやすく解説します。
- 1.動画の種類や活用メリット
- 2.動画を制作する際の手順や方法
- 3.まずはここから始める!最初の一歩
商品やサービスの紹介動画をつくる際の参考にしてもらい、商品価値が最大限に魅力的に伝わる動画にしていただければと思います。
No.1商品紹介の動画やサービス紹介動画とは
どんなに良い商品やサービスでも、使う人にその情報が届かなくては知ってもらうこともできません。
メリットや特徴を多くの人に伝えるには、一体どういった方法を取ればいいのか?と迷うこともありますよね。
そんなときには、動画で商品やサービスを紹介すると解決いたします。
サービスの動画や商品紹介の動画なら、まず見えにくかった部分を伝えられます。そして何より分かりやすく説明することにも長けています。テキストや画像を使った紙の広告に比べ、動画には多くの情報量を入れられるので、多彩な表現が可能になるのです。
No.2商品・サービスを紹介するプロモーション動画の種類
では実際に発表されているサービスの動画や商品紹介の動画を例としてご案内していきますので、各企業がどのように活用しているか参考にしてみてください。
実写、アニメ、CG
まず動画の種類として、「実写」「アニメ」「CG」に分類されます。
「実写」はより紹介されている内容を身近に感じることができますし、「アニメ」はインパクトを与え、親しみやすさを表現できます。イメージしにくい細かい部分を「CG」で補うこともできますので、用途に合わせてどんな種類にするかを選ぶといいでしょう。
「ブランディング=価値」のような、ともすればその本来の意味が中々掴みにくいとされる活動において、少しでも多くの情報を伝えられるツールというのは非常に重要になってきます。
「マクロミル」(実写)日常のなかで気軽に使用できるコンセプトを表現
「Gmail」(アニメ)便利さを知ることができ使いやすさをイメージできる内容
「AR匠」(CG)イメージしやすくなるようCGを効果的に使用している
WEBサービス
近年数多くのサービスがWEBに登場し、「どれをどう使えば良いのかなかなか分からない」と言う人のために、サービスの内容を動画で紹介しているところが増えています。
・「755」トークアプリの使い方や特徴を分かりやすく説明し他のトークアプリにはない特徴をアピール
・「note」noteを使うとできる全てのことを網羅し分かりやすく紹介
・「Wantedly」ビジネスに特化したSNSサービスであることが分かる
その他のサービス
・「Ring」指輪型のウェアラブルでどういったことができるのかを説明し、使ってみたいという購買欲を刺激している
・「Kit Oisix」これ1つあれば材料を買うこともレシピを探すことも必要なく一品料理が作れると分かる
・「SmartHR」オンライン上で「雇用契約「入社手続き」「年末調節」などが簡単にできることを説明
No.3商品紹介に動画を活用するべき3つの理由
動画は驚異的な情報伝達能力をもっている!
静止画は目で見た情報のみを脳に伝達します。しかし動画は目と耳の2つから情報を受けることができるので、静止画の約5,000倍の伝達能力と言われています。
しかも動きがあるので目にとまりやすく、商品やサービスがイメージしやすくなると言うメリットも。細かなディテールや使用例も分かりやすく紹介できるので、ユーザーが商品を購入したあとにどう使えばいいかが分かりやすくなります。
またサービスのオペレーションも実際にみることができるので、不安を取り除くのにも向いています。
引用:http://www.moviment.jp/whymovie/w2-3
記憶に残すためには動画が効果的
ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウス氏によると、文字は読んだあと20分で42%も忘れてしまうそうです。しかし動画のコンテンツであれば、文字より2倍の定着率を期待できるようで、サービスや商品の紹介には動画の方がより向いていると言えそうですね。
そして脳研究の柿木隆介医学博士によると、記憶に残りやすい動画というのには3つの要素があり「印象が強烈なもの」「脳が重要であると認識したもの」「反復性」があげられます。
これらを踏まえてサービスや商品の紹介動画に応用できないか検討してみましょう。
引用:https://www.movie-times.tv/study/statistics/6354/
動画は行動をおこしてもらいやすい
2016年に行われたAnimoto社の実験によると、商品の紹介動画を目にした消費者の73%が購入に至ったと発表されています。また71%は動画を見たあとで紹介されていたサービスや会社に対し良い印象を持ったと答えました。
さらに商品購入のため比較をする人は、93%の割合で動画をみてから判断するようです。
このように、動画を見ることで実際の購入やそれに繋がるアクションを引き出していることが分かりますね。効果的なアプローチをするなら動画が最適と言えるでしょう。
引用:https://animoto.com/blog/business/2016-social-video-forecast-infographic/
No.4商品紹介の動画を制作会社に依頼する場合のポイントや流れなど
動画マニュアルを制作会社へ依頼するメリット・デメリット
では実際にサービスの動画や商品紹介の動画作ろうと考えた場合、制作会社に発注するか自作するか迷うと思います。まず制作会社に依頼するメリット・デメリットからご紹介していきましょう。
メリットを挙げていきますと】
- ・実績や経験から最適な内容を提案してくれる
- ・カメラや編集ソフトを用意する必要がない
- ・納期を設定すれば必ずそこまでに完成する
- ・クオリティの担保
メリットを挙げていきますと
- ・企画書や台本、編集など、その都度チェックの必要があるので思ったより時間がかかる
- ・制作会社によってはクオリティの低い動画になってしまう
数ある制作会社の中で、ほとんどの制作会社はある程度のクオリティを期待できますが、中には実質は個人でうやっていて、ビジネスとして通用しないレベルのところもあります。そういった会社に当たってしまわないよう、問い合わせや打ち合わせを通して相手を見極めて行きましょう。
- ① ヒアリングと打ち合わせ
- ② 企画書
- ③ 構成と台本
- ④ 撮影準備
- ⑤ 撮影(アニメーションの場合はアニメーション作成)
- ⑥ 編集
- ⑦ 音楽・ナレーションの挿入
- ⑧ 納品
打ち合わせから納品までは、約2ヶ月というのが一般的です。ただ制作会社によっては、企画書や台本の修正回数を限定することや決まった構成に落とし込むことで時間を短縮し、お急ぎプランを用意している所もあります。
制作会社へ依頼したときのポイント、注意点
初めて自社サービスや商品の紹介動画を作ろうとした場合、どう依頼したらいいのか迷う場合もあると思います。そのときには以下のような点に注意していただけるよう、ポイントごとに説明していきます。
ポイント①問い合わせや打ち合わせの段階で、イメージや希望を共有できるようにしておく
イメージの近い動画を複数用意して見せられるようにしておけば、イメージを共有できる助けとなります。ぴったりの動画がなければ画像でも構いません。
ポイント②「5W3H」を活用して事前に内容をまとめておく
こちらでご用意した「概要整理シート」を埋めていただくと分かりやすくなります。「いつ・どこで・誰が・なぜ・何を・どのように・どのくらい・いくら」を考えておいてください。
ポイント③企画や台本、編集のチェックは早めの返答を
制作の途中でその都度確認の依頼があります。なるべく早く返答をすると、仕上がりまでスムーズに運ぶでしょう。
No.5商品紹介動画の制作における、よくある失敗例
しかしせっかく作った動画があまり思うような内容にならなかった……。という事態は避けたいですよね。ここからご紹介する3つの失敗例を参考に、制作会社選びにぜひ役立ててください。
ディレクターが発注側の意図を汲みきれず、中途半端な動画に
1つめの失敗例は、担当のディレクターとうまく意思の疎通が取れない場合です。相性もありますし、制作会社が忙しすぎてヒアリングや打ち合わせに時間が割けないというパターンもあります。
また、言われたことしか作業をしない提案力のない会社もオススメできません。キチンと意図を汲み取ってくれる担当ディレクターかどうか、話し合いのなかで判断していただくようお願いいたします。
映像制作会社のセンスが合わず、テイストがイメージと違う動画に
2つ目の失敗例は、センスの合わない制作会社にあたってしまった場合です。
「センス」というのは中々明確に感じ取れるものではないので難しいとは思いますが、例えば実績の動画を見て全て何かが違うと感じればやめておいた方がいいでしょうし、制作会社のHP自体が希望のテイストに合うか会わないかも判断基準の1つになります。
事前の情報共有が不足し、追加料金を取られて予算オーバーに
3つ目の失敗例として、予定していた金額をオーバーしてしまう、というパターンがあります。
制作会社によっては、事前に提示された見積もりの中に全ての料金が含まれていない場合もあります。例えば台本や編集の修正をおこなう度に料金がかかっていたり、雨天の延期に料金がかかってしまったりなど、理由はさまざま。
あとから追加料金を払って予算オーバーになってしまうのを防ぐために、見積もりの内訳や内容に全行程が含まれているかなど、前もって確認しておくといいでしょう。
No.6商品紹介の動画を自分でつくる場合のポイントや流れなど
商品紹介・サービス紹介の動画を自作するメリット・デメリット
どうしても制作会社に依頼するほどの予算が捻出できないとなった時、動画を自分で作るという選択肢もあります。しかしいくつかの点で注意すべきポイントもありますので、以下にご説明していきますね。
まずメリットを挙げていきますと
- ・外注の料金がかからないのでコスト削減できる
- ・サービスや商品をよく知る社員が制作に関われる
- ・打ち合わせや編集など、その都度の確認作業がなくなる
- ・早い段階で修正ができる
次にデメリットをご紹介していきます。
- ・通常業務とは別に作業をする時間をとらなくてはいけない
- ・第三者の視点がないため分かりにくい内容になる可能性も
- ・プロに比べるとクオリティが落ちる
- ・制作段階でトラブルが起きても専門外の分野は対処ができない
- ・カメラや編集ソフトにお金がかかる
- ・学習コストがかかる
サービスや商品をよく知る自社のスタッフが関われるので、より詳しい内容を映像にすることはできるでしょう。しかしその情報を効果的に動画として作り上げるには一定のスキルが必要です。クオリティを求めるのであれば、プロに発注した方がよいでしょう。
商品紹介・サービス紹介動画を自作する流れ
もしいろいろと検討した結果、動画を自作することに決まった際には、以下のような制作の流れを参考にしてください。
- ①全体の構成を決める
- ②サービスや商品のどういう部分を伝えたいのか情報を整理する
- ③整理した内容を元に台本を作る
- ④撮影準備
- ⑤撮影
- ⑥ナレーションがある場合は録音をしておく
- ⑦編集
- ⑧音楽、ナレーション、テロップを入れる
- ⑨書き出し
商品紹介・サービス紹介動画を自作するときのポイント、注意点
流れを理解いただけたら、次はサービスや商品の紹介動画作る場合のポイントと注意点をご確認ください。
- ポイント① ターゲットを決める
どのようなユーザー・消費者に向けて作るかを考えないとぼやけた内容になってしまいます。 - ポイント② 社内でのダブルチェック
台本、撮影済みの映像、編集など、ポイントポイントで別の視点をもつ社員に中身をチェックしてもらってください。分かりにくい部分や説明不足な点がないか確認してもらいましょう。 - ポイント③ テロップやナレーションは簡潔に
せっかく動画を作っているのに、テロップをたくさん入れてしまうとユーザーや消費者が文章を読むことになってしまいます。できるだけ簡単に理解できる内容にしましょう。 - ポイント④ 書き出しのフォーマットは「.mp4」
汎用性が高く、SNSやYouTubeでも問題なく動画をアップできる拡張子が「.mp4」となります。
No.7まとめ
まずサービスの動画や商品紹介の動画を作りたいと思ったら、最初にいくつかの制作会社の実績サンプルを見てみましょう。
依頼するしないに関わらず、他の企業がどんな風に自社サービスや商品をアピールしているかがそこから見えてくるはずです。動画を見ているうちに、「うちのサービスだったらこう紹介したい」「うちの商品はもっとこういう所がオススメできる」といったアイデアが自然と湧いてくると思います。
そこから作りたい動画のイメージを元に制作会社を選ぶのもいいですし、予算の関係で自作を検討してみてもいいでしょう。複数の製作会社に見積もりを依頼すれば、条件にマッチした会社がみつかるかもしれません。
成長市場と言われている動画を利用し、もっともっとサービスや商品を市場にアピールしていきましょう。SNSやスマートフォンの普及で動画がとても身近になりました。他の企業がまだ静止画とテキストでできたHPを使っている間に、動画を活用して一歩先の販売促進を目指してください。
おすすめ記事
ブランディング動画の海外事例10選!ブランディング動画は海外にならえ
動画広告の制作を検討している方必見!メリットと得られる効果を解説
おすすめ記事
動画制作の実績を検索
-
クリエイターへ
直接依頼するクライアントが直接クリエイターへ依頼する方法です。
登録されているクリエイターのポートフォリオを見て、気に入ったクリエイターに直接、映像制作を相談することができます。
すでに、作りたいも映像のイメージがある程度決まっている方はこちらから直接クリエイターへご相談ください。
-
PMに依頼する
クライアントがプロジェクトマネージャー(PM)に相談して進める方法です。
作りたい映像のイメージがまだ明確でない、はじめてでどのクリエイターを選んで良いかわからないという場合には、こちらからPMにご相談ください。
PMがご要望を整理し、最適の映像動画を制作します。
-
コンペ形式で
依頼する一つのプロジェクトに対して、希望するクリエイターからのコンペを行う方法です。
複数のクリエイターのクリエイティブを比較して検討したい方はこちらを活用ください。
コンペに参加したクリエイターの企画のうち、ニーズに合った企画を選択して映像制作することができます。