Movie
Reference 動画制作の発注時、イメージ伝えるために参考にしたい動画集
【企業向け】動画制作の発注時、イメージ伝えるために参考にしたい動画集
動画制作の発注時には、自身が作ってほしいと思う動画のイメージを制作会社に正しく伝える必要があります。
しかし、どんな項目を、どのように伝えればよいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そういう場合は、参考動画を見せることが最も効率的です。今回は、「これを見せればイメージが伝わる」というような参考動画についてまとめました。
まずは、動画制作を依頼する際に、前提として事前に確認しておくべきことを理解しておきましょう。
No.1動画制作を依頼する前に、自身で事前に確認しておくべきこと
打ち合わせをスムーズに進めるため、下記の項目は予めある程度は決めておくことが望ましいです。動画制作会社とはいっても、全てをゼロから決めてくれるのではなく、依頼主から提供すべき情報も当然あります。
- ・その動画による最終ゴールは何か(認知度、売上、採用など)
- ・アピールしたいポイント(技術力、利便性など)
- ・どのくらいの長さにするのか
- ・動画の中に人を登場させるのか(社長、社員など)
- ・登場人物には、どういった内容を話してもらうのか
- ・どんな音(BGM、効果音)を入れるのか
ご覧のように、基本的にこれらは依頼側にしかわからず、また、決められないポイントです。制作会社と相談しながら決めることも可能ですが、事前に社内あるいは自身で大枠を決めておきましょう。
No.2動画制作の流れ
動画制作の流れは、大きく分けると次のように分類できます。
- ・企画
- ・シナリオ、コンテ作成
- ・撮影
- ・編集、音声
- ・試写、完成
この一連の流れの中で、修正ができる段階は、撮影を始める前までです。一度撮影を始めてしまうと、企画から練り直して再度取り直すことのハードルが非常に高いため、基本的に変更はできません。なので、企画やシナリオ・コンテ作成の段階で確実に固めておく必要があります。
取り直しを防ぐためには、最初に企画の段階でのイメージのすり合わせが非常に重要であり、そのための手段として、参考動画を活用してイメージの共有をしておくことが効果的なのです。
それではこれから、「会社紹介」「商品紹介」「採用動画」という3つのジャンルで、動画制作を発注する際に参考にできる動画を見ていきましょう。
No.3会社紹介
[ Honda 会社紹介ムービー ] 2020年
会社URL:https://www.honda.co.jp/
本田技研工業株式会社は、自動車などを製造・販売する大手輸送機器メーカーです。この動画では、「世界一」という目標に向けて挑戦し続けてきた歴史と今に関する映像とメッセージから始まります。グローバル企業のため、テーマごとに、多国籍な社員が次々と「どんな会社か」について答えていくという流れになっています。「The Power of Dreams」という企業のグローバルスローガンと繋げるかのように、「答えは夢が知っている」という言葉でまとめられています。誰もが知る日本を代表する企業だからこそ、業務の細かな描写よりも、壮大で、スケールの大きさが強調されて作られています。
<参考動画として活用できる点>
この会社紹介の動画では、
- ・会社の歴史
- ・ストーリー性
- ・社会貢献性
- ・社員の声
- ・スケールの大きさ
など、「スケールが大きくて社会貢献度が高いこの会社で働いてみたい」と思うような構成が参考にできそうです。
No.4商品紹介
ハサミ<サクサ>商品紹介動画|コクヨ
会社URL:https://www.kokuyo.co.jp/
コクヨ株式会社は、文房具やオフィス家具、事務機器を製造・販売するメーカーです。この動画では、同社が製造・販売している「サクサ」というブランドのハサミを紹介しています。どのようなシチュエーションで使われるのか、役立つのかをイメージしてもらうために、複数のパターンでの使用事例が挙げられています。また、ハサミを使用してできた完成物や、保管時の様子も載せるなど、ビジュアル面での表現の工夫もされています。さらには、「従来4倍」「100万回」など、数値の説明も積極的に入れていることがわかります。粘着テープを切る際のべたつきの軽減や本体の軽さ、持ちやすさなど、差別化ポイントを複数説明することで、是非使ってみたいと思わせるような作りになっています。
<参考動画として活用できる点>
この商品紹介の動画では、
- ・細かな仕様
- ・旧製品や他社製品との比較
- ・数値を使った説明
- ・ビジュアル面の表現
など、質問に予め答えるかのような詳細な説明が、参考にできそうです。
No.5採用動画
タイガー魔法瓶2020 新卒採用動画【会社紹介】
会社URL:https://www.tiger.jp/
タイガー魔法瓶株式会社は、ステンレスボトルや調理電気製品を製造・販売するメーカーです。この動画は、新卒採用に関する内容になっています。製品の変遷の映像から始まり、職場の描写、製造過程、生産拠点の紹介などに加え、「世界中に幸せな団らんを広める」という同社の「Vision」をはじめ、「Mission」「Value」に対し、それぞれの社員の言葉で夢を伝えていくという構成になっています。施設紹介の映像には、昔の写真から現在の写真という順に対比で表示されるなどの工夫がされています。採用動画ということもあり、歴史から製造過程、社員の声まで幅広い情報が盛り込まれています。ストーリー性があり、「自分もこのモノづくりに携わってみたい」と思える動画です。
<参考動画として活用できる点>
この採用動画では、
- ・会社の歴史
- ・職場の描写
- ・製造過程
- ・生産拠点
- ・社員の声
- ・企業理念
など、入社したいと思わせるストーリー作りに加え、採用情報でもあるため、網羅性がありながらもコンパクトな動画にまとめられているところが参考にできそうです。
No.6h2:まとめ
いかがでしたでしょうか。
動画制作の発注をする際には、事前に確認しておくべき項目が多数あり、そのためには参考動画を利用することが効率的であることがご理解いただけたのではないでしょうか。
動画を制作する際は、どの動画にも「ゴール」があります。その達成のために、動画クリエイターや動画制作会社は、依頼主とともに多くのことを決めています。
決めるべき項目や、その具体的なイメージを共有するために、是非参考動画を使ってみてください。
今回ご紹介した内容は一部であり、同じ「会社紹介」「商品紹介」「採用動画」というジャンルでも、会社によっても内容は大きく異なりますので、それも見比べていただくことをオススメします。
動画制作の実績を検索
-
クリエイターへ
直接依頼するクライアントが直接クリエイターへ依頼する方法です。
登録されているクリエイターのポートフォリオを見て、気に入ったクリエイターに直接、映像制作を相談することができます。
すでに、作りたいも映像のイメージがある程度決まっている方はこちらから直接クリエイターへご相談ください。
-
PMに依頼する
クライアントがプロジェクトマネージャー(PM)に相談して進める方法です。
作りたい映像のイメージがまだ明確でない、はじめてでどのクリエイターを選んで良いかわからないという場合には、こちらからPMにご相談ください。
PMがご要望を整理し、最適の映像動画を制作します。
-
コンペ形式で
依頼する一つのプロジェクトに対して、希望するクリエイターからのコンペを行う方法です。
複数のクリエイターのクリエイティブを比較して検討したい方はこちらを活用ください。
コンペに参加したクリエイターの企画のうち、ニーズに合った企画を選択して映像制作することができます。